2年連続で全道大会へ 名寄サッカークラブ 全農宗谷・道北決定戦で優勝

【名寄】

宗谷・道北代表決定戦で優勝した
名寄サッカークラブの選手たち

 名寄サッカークラブ(千葉章雅代表)は、全道少年(U―12)8人制サッカー大会兼第23回全農全国小学生選抜サッカー大会宗谷・道北代表決定戦で優勝。見事、2年連続の全道大会出場を決めた。
 同大会は、前後半で行う通常ルールとは異なるピリオド制で、1ピリオドと2ピリオドは選手を総入れ替え、3ピリオドは全選手を出場対象とした試合方式。
 代表決定戦は、道北地区の名寄サッカークラブと宗谷地区のクレセル(稚内)との一騎打ち。名寄が若干試合を優勢に進めたものの、互いに一歩も譲らない激しい攻防を繰り広げ、両チームとも無得点、無失点のまま試合が終了し、延長戦に突入した。
 均衡が崩れたのは延長前半で、味方のシュートのこぼれ球に反応した名寄の今井伯琉さん(名寄小学校5年)がゴールを決め、待望の先制点を挙げ、1対0でリードして前半を終了。
 後半も一進一退の攻防が続いたが、名寄がこの1点を守り切り、見事、1対0で勝ち、来年開催(日程、場所は未定)の全道大会出場を決めた。
 キャプテンの塚原蒼大さん(名寄西小学校5年)は、全道大会出場の目標達成を喜び、「全道大会では一つでも多く勝てるよう頑張ります」と意欲を語った。
 出場選手は次の通り。
 ▽5年生=直島理斗(名寄小)、渡部脩矢(同)、今井伯琉(同)、長沢清十郎(名寄西小)、塚原蒼大(同)、白川朝大(同)、五十嵐皐人(同)、佐伯優斗(同)、長内大和(名寄南小)、川邊大空(同)、坂上稜輔(同)、寺島蒼一郎(同)、馬渕夏(同)、山田蓮人(名寄東小)、渡邉結和(中川町中央小)▽3年生=塚原碧斗(名寄西小)、木村悠人(名寄南小)、泉山凌玖(同)、桑原汰志(同)

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