7日「ふれあい広場なよろ」開催 ステージや屋台など多彩に、福祉やボランティアへ理解深める

【名寄】

ノーマライゼーションの定着などを目指すイベント「第38回ふれあい広場2024なよろ」(名寄市社会福祉協議会主催)が、7日午前10時から市総合福祉センター広場で開催される。各団体による演奏や合唱などを楽しむ「ふれあいステージ」や、車いすやボッチャなど体験をラリー形式で行う「ボランティア広場」、各種屋台や子どもの広場など多彩なイベントが計画され、同協議会では多くの来場を呼びかけている。
「ふれあい広場なよろ」は、市内の福祉団体で実行委員会(実行委員57人)を組織し、毎年7月の第1日曜日に開催。誰もが住み良い地域の実現に向け、福祉やボランティアなどに理解を深める機会として、地域住民に定着。今回も東中学校ボランティア部、名寄市立大学生がボランティアとして協力参加する予定。
当日の主な日程をみると、午前10時から開会式。ステージ発表を楽しむ「ふれあいステージ」は同10時20分から。「ひまわりちびっこ隊」によるよさこい演舞、「風舞連」による阿波踊り、中名寄小学校による和太鼓演奏、「UCピリカなよろ」の一輪車演舞、北鼓童&名寄市立大学のよさこい演舞を予定。
続いて、午後0時15分ごろから「第30回福祉標語表彰式」を予定。終了後、風連中学校吹奏楽部、名寄東中学校吹奏楽部、名寄中学校吹奏楽部、名寄吹奏楽団による演奏ステージと続き、最後は合同演奏・合唱で、ふれあい広場30回記念事業として、市民参加で作詞・作曲した「みんなのうた」を歌う。
「ボランティア広場」(午前10時5分オープン)では①アイマスク歩行②高齢者疑似体験③点字④車いす⑤手話⑥盲導犬⑦ボッチャ―の七つの体験のうち、四つ以上体験をした人に、市民ボランティア手作りの景品をプレゼント。
総合福祉センター多目的ホールでは「おもちゃのドクター同好会」によるおもちゃのお医者さん、「名遊会」によるボッチャも予定。
「ふれあいマーケット」には18団体が出店予定。フランクフルト、カレー、からあげ、わたあめ、なよろ煮込みジンギスカンなどのグルメ屋台をはじめ、窯芸品、成果品などを販売。このうち5店舗で名寄市電子地域通貨「ヨロカ」が利用できる。
「こどもの広場」では、ヨーヨーすくいやくじ、射的など遊びのコーナーを用意。遊休品や日用雑貨、衣類などを取り扱うフリーマーケットも出店予定。
雨天時は内容を一部変更して開催される。
会場では、名寄市共同募金委員会による、名寄市限定の「なよろう赤い羽根ピンバッジ」(共同募金へ500円募金につき一つ頒布)の取り扱いも行われる予定。