3校に楽器など寄贈 風連町商工業協同組合が解散記念で

【名寄】

シロフォンが寄贈され笑顔を見せる
名寄高校吹奏楽部員

 5月末で解散した風連町商工業協同組合(高橋能朗理事長)は、解散記念事業として名寄高校、風連中学校、風連中央小学校の3校に、楽器や備品など100万円相当を寄贈した。
 同組合では風連地区で約50年にわたり「ポポちゃんカード」「風連商品券」を運営。しかし、名寄市電子地域通貨「Yoroca(ヨロカ)」(昨年11月から運用開始)への参加に当り、併用は加盟店の負担増となってしまうことなどを受け、昨年12月末に「ポポちゃんカード」を廃止。役割りに一区切りつけた同組合は、今年5月31日で解散した。
 解散記念事業として、名寄高校吹奏楽部に「シロフォン(木琴)」、風連中学校に「ソプラノサックス」、風連中央小学校には「充電式保冷温クーラーボックス」など、希望のあった楽器や備品を寄贈することとした。
 このうち、名寄高校には吹奏楽部員からリクエストのあったシロフォンが届けられ、部員に喜ばれていた。