圧巻のステージ、来場者を魅了 名寄高、武生商工高吹奏楽部コン ゲストに元晴さん招き盛り上がる

【名寄】

 名寄高校吹奏楽部、福井県立武生商工高校吹奏楽部によるコンサート「RE:UNITE-2022→2025- 武商×名高Special Concert」が、18日午後6時半からエンレイホールで開かれた。特別ゲストに名高吹奏楽部初代OBでサックスプレーヤーの元晴さんを招き、圧巻のステージで来場者を魅了した。
 名寄市教育委員会、名寄市公民館、なよろ舞台芸術劇場実行委員会が主催し、名寄高校が後援。
 武生商工高吹奏楽部、元晴さんとのコンサートは、2022年11月に名高吹奏楽部の全国大会最優秀賞受賞を記念し、開催されたコンサート以来。
 「3年ぶりに再会できる喜びと感動を込めた」(名高吹奏楽部)と、コンサートタイトルに「RE:UNITE(リユナイト)」を掲げ、名高吹奏楽部44人、武商吹奏楽部31人と元晴さんの76人が迫力の演奏を披露した。
 名高吹奏楽部は、今月28日から札幌コンサートホール「Kitara」で開かれる第70回北海道吹奏楽コンコールに、8年ぶりとなるA編成での出場が決まっている。
 第1部は同部によるステージで、「祝い唄と踊り唄による幻想曲」(2025年全日本吹奏楽コンクール課題曲1)、トルキッチュ行進曲(自由曲)の演奏で開幕。
 第2部の武商ステージ。同校吹奏楽部顧問の植田薫さんは「他の学校ではあまりやらない、踊れて、歌える曲を楽しんでもらいたい」と紹介。「Celebration」「Let`s Go Crazy」など、来場者を巻き込みながら、掛け声やパフォーマンスを織り交ぜた迫力のステージを展開。
 第3部は名高、武商、元晴さんの合同ステージ。平和への願いを込めた元晴さんによる「Imagine」の演奏で、「われわれは楽器、音楽で平和を伝えていきたい」とメッセージ。
 引き続き、「Runaway Baby」「Let`s Groove」「LUV,PEACE under the GROOVE」「Walk The Dinosaur」などの曲が次々と演奏され、出演者と来場者が一体となって音楽を楽しんだ。
 名高吹奏楽部員は「武生商工高の皆さんと演奏させてもらい、あらためてその素晴らしさを実感しています」などと感想を語った。

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