名寄ピヤシリ水泳少年団 藤野さん3年連続、石川さん初出場 B&Gスポーツ交流交歓会で健闘 岸教育長に出場結果を報告

【名寄】

岸教育長に結果報告を行った
石川さん、藤野さん(右から)

 名寄ピヤシリ水泳少年団(篠原周子代表、団員45人)に所属する西小6年の藤野羽夏(はな)さんと、東中1年の石川杏さんは、今月10日に岩見沢市で開催されたB&G北海道ブロック・スポーツ交流交歓会「水泳の部」に出場し健闘した。2人は、20日午後4時に市教育委員会を訪れ、岸小夜子教育長に出場結果報告を行った。
 3年連続の出場となった藤野さんは、50m自由形5位、50m平泳ぎ7位。初出場の石川さんは、50m平泳ぎ4位、50m背泳ぎ4位となった。
 同少年団の白岩裕二事務局長が成績報告。岸教育長が「藤野さんは3年続けての挑戦。目標を立てて出場し、結果を残してくれたことにお礼申し上げたい。石川さんは中学生になって大会に挑戦してくれ、うれしく思う。2人とも今後も水泳技術を高めていってくれることを願っている」と2人の頑張りをたたええるとともに、「大変だと思いますが、引き続き子どもたちのために少年団活動を継続していっていただきたい」と述べた。
 初出場の石川さんは、「これまでは自信がなく、大会に出場しませんでしたが、中学生になって挑戦してみようと思いました」と出場の動機。
 藤野さんは小学生としては最後の大会出場。中学生は自由形などの距離が100mになるとのことで、「50mの自由形は最後の挑戦なので、メダルを取りたいと思って臨みました」と語る。
 大会を振り返り、石川さんは「目標のタイムには届かなかった種目もあり、悔しい思いもしましたが、課題に目を向けられて貴重な体験となりました。次の大会では目標のタイムに届くよう頑張りたいです」。
 藤野さんは「入賞できず悔しい気持ちでいっぱいです。次は新たにバタフライ50mを泳げるようになるという目標ができました。先生方、たくさん応援していただきありがとうございました」と話した。
 篠原代表は、「団活動におけるさまざまな課題を教えてくれる大会ともなった」とし、限られた人数で、互いに競い合い高め合っていくことが難しいこと。大会などがないと、目標となる選手を見いだせないことを挙げ、「少年団としてもクラスの枠を超えて、団員全員が集まり交流できるような場をつくっていきたい」とし、さらなる活動推進に気持ちを新たにしていた。

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