下川こども劇場実行委 130人が笑顔で鑑賞 人形劇団「えりっこ」招く

【下川】

 下川町こども劇場実行委員会(瀬川聖子代表)主催の人形劇「のんのんのんたとちびうさぎ」、「おひさま」が、9、10の両日、町総合福祉センター「ハピネス」で開かれた。
 9日は小学生を中心に55人。10日はこどものもりの園児や老人クラブ会員などを中心に75人が参加し、合計130人が人形劇を鑑賞した。
 札幌市を拠点に全国で活動する「人形劇団えりっこ」を招き、劇団員2人が来町。
 「のんのんのんたとちびうさぎ」は、のろまなキツネ「のんた」と、ちびウサギのすてきな友情物語。「おひさま」は、お陽さま(太陽)をテーマにした幼児用の人形劇。団員は一人何役もこなしながら器用に演じた。
 子どもたちを中心に「わぁ!」という多くの歓声や笑い声が聞かれ、終了後、付箋に書かれた感想では、「面白かった」「面白かったからまたやってほしい」「とっても楽しくて、感動して涙が出ました」など、満足の声がつづられていた。
 また、参加した高齢者からも「子どもたちの目がキラキラしていて、うれしかった」「喜ぶ姿が、かわいかった」などの声が聞かれた。
 瀬川代表は「こんな時代だからこそ仲間と肩を寄せ合い、生身の人間が演じる舞台を鑑賞し、笑いや驚きを分かち合うことに大きな意味があると感じています。準備には苦労もありましたが、子どもたちの素直な反応はほほ笑ましく、それを見守る老人クラブの皆さんのまなざしが、さらに心を温めてくれました」と語った。

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