【名寄】
第40回ふうれん冬まつりが、10、11の両日、風連町仲町の特設会場で開かれた。ライブステージや花火大会、餅つき、ビンゴゲーム、全日本長靴飛ばし選手権など、さまざまなプログラムでにぎわいを見せた。
同まつり実行委員会(委員長・多嶋範宣風連まちづくり観光理事長)が主催。風連3大まつり(冬まつり、白樺まつり、ふるさとまつり)の一つとして親しまれている。
10日の前夜祭は、風連御料太鼓メンバーによる迫力あふれる演奏で幕開け。道内出身の3人組ユニット「hiruASOBI(ひるあそび)」のライブステージは、風連町出身のシンガーソングライターで、ジャズやJポップなど幅広いレパートリーを持ち道内外で活動する尾矢聡子さんをはじめ、伊達市出身で札幌市を拠点に活動し、全国ツアーを行っている北畠蘭さん、札幌市を中心にライブ活動を行っている平間かおりさんが登場した。
また、大抽選会、花火大会もあり、前夜を盛り上げた。
11日の本祭では、雪像コンクール表彰式をはじめ、宝探し「ちびっ子集まれ」、風連中央小学校児童によるヨサコイソーラン、幌延町観光大使を務める井上仁志さんのライブショーを繰り広げた。
餅つきは、子どもたちがもち大使・名誉もち大使と一緒に楽しく餅をついた。ビンゴゲームは米やビールなどの景品が当たった。前夜祭に続き「hiruASOBI」のライブステージもあり、観衆を魅了した。
午後からは恒例のメインイベント「全日本長靴飛ばし選手権」。今年で11回目の開催で、子どもから大人まで幅広い世代が参加。規定の長靴を履いて、全力を振り絞って長靴を遠くへ飛ばした。中には20mほど飛ばす人もおり、会場を沸かせた。ラストは餅まきで締めくくった。
この他、ジャンボ滑り台、タイヤチューブ滑り、スノーモービル試乗に加えて、ほろのべトナカイ観光牧場(幌延町)のトナカイが引くソリもあり、子どもたちが楽しむ様子が見られるなど、大勢の来場者たちでにぎわいを見せた。