【名寄】
名寄市の「2024市民新年交礼会」が、5日午後6時からホテル藤花で開かれ、出席者たちは新年の挨拶を交わすとともに、新たな年の幕開けを祝った。
同交礼会は、道北なよろ農協、名寄市社会福祉協議会、名寄市町内会連合会、名寄商工会議所、風連商工会、上川北部森林組合、名寄市が世話人(世話人代表・茂木保均上川北部森林組合代表理事組合長)となって開催する新年の顔合わせで、市民約180人が出席。
オープニングで名寄駐屯地朔北太鼓メンバーが和太鼓演奏「四季打ち」を披露。続いての「山彦」で加藤剛士市長もバチを握り勇壮な響きを披露。惜しみない拍手が送られた。
長嶋泰生名寄青年会議所理事長による市民憲章朗唱に続き、加藤市長、中野秀敏道議会議員、山田典幸市議会議長ら11人が、法被姿で鏡開きを行った。
世話人代表の茂木組合長が「昨年5月に新型コロナも5類となり、社会経済活動もコロナ前の水準に戻りつつある。今年は正月早々、能登半島地震、日本航空旅客機と海上保安庁の航空機による衝突事と大きな災害や事故が起こってしまった」と被災者へのお見舞いの言葉。
一方、森林保全活動推進の立場から「森林は地球温暖化防止に大きな役割を果たしている。2050年のカーボンニュートラルに向け、電気の消費量や食品ロス削減など、できることから実践しようではありませんか」と挨拶。
来賓の加藤市長は「能登半島地震では多くの犠牲者、被災者が発生した。名寄市も市役所など公共施設7カ所に募金箱を設置させていただいた。できる支援を行っていきたい。2024年、みんなで明るく元気なまちをつくっていきましょう」と祝辞を寄せた。
中野道議の音頭で祝杯を挙げ、出席者たちは和やかに談笑するとともに、互いの飛躍を誓い合った。