枝幸と合同チームで高体連出場 下川商高女子バスケ部、学校創設以来初の出場

【下川】

活躍が期待される女子バスケ部員

下川商業高校(濱下昌也校長)の女子バスケットボール部(菅野俊一監督、佐藤美結主将)は、枝幸高校と合同チームで、部の創設後、初めての高体連に出場する。
同校の女子バスケ部は、現在、主将を務める佐藤美結さん(2年)が、昨年入部したことで誕生。
部員は1人だったため、男子部員と合同で練習。3年生が卒業した昨年の夏から今年の3月までは、士別翔雲高校と合同チームで練習や大会に出場していた。
佐藤さんの勧めもあり、今年4月には吉田花凜さん、上田凛さん、山口瑚春さん、石黒咲笑さん(マネージャー)の1年生4人が入部した。
選手は4人となったが、人数が足らず、単独では大会に出場することができないため、枝幸高校と合同でチームを編成、初の高体連に臨むことになった。
5月の連休には、合同チームで名寄高校、士別翔雲高校、遠軽高校、富良野高校などと練習試合を行い、チームの強化に努めた。
初めての高体連出場について、佐藤さんは「後輩が入部してくれ、とてもうれしい。バスケを楽しみながら、全道大会出場を目指したい」。
1年生の吉田さんは「勝てるように頑張る」。上田さんは「毎日楽しくバスケをやっている」。山口さんは「楽しみながら全力で頑張る」。マネージャーの石黒さんは「みんなをサポートできるよう頑張る」などと、それぞれ意気込みを述べた。
コーチの宮本桂さんは、「主将の佐藤が頑張ったことで部員も増え、初めて合同で高体連に出場できることになった。佐藤を中心に全力で戦いたい」と決意を述べた。
なお、バスケの高体連名寄支部大会は、17日から19日まで名寄市で開催される。