【名寄】
名寄川堤防の桜並木を守り育てる会(今尚文会長)による桜並木の肥料散布作業が、15日午前9時から東橋(名寄東病院東側)北側にある桜並木で行われた。
東橋北側の堤防約600m間にある古くなった桜並木を復活させることを目的とした市民有志組織による活動で、肥料散布作業は4年目の取り組み。
この日の作業には30人が参加。保全活動の一環で、名寄市の協力を得て森林環境譲与税を財源に購入した肥料袋をまくとともに、木の周辺に落ちている枝やごみを拾った。
作業を前に今会長が「皆さんのおかげで桜の見栄えが良くなってきた。これからも作業を継続していくので協力してほしい」などと挨拶した。
作業では、春にきれいな花を咲かせ、見る人を楽しませてくれた木々に感謝するとともに、来年も多くの花が咲くよう願いを込め、1本1本丁寧に肥料をまいて手入れをしていた。
また、10月には植樹や剪定(せんてい)を行うことにしている。