【名寄】
名寄西小安心会議(木田雅博会長)と名寄産業高校(八丁正樹校長)、名寄西小(輕部恭子校長、児童230人)1、2年生による花壇・プランターの整備活動が、18日午前10時25分から同小正面玄関付近で行われ、作業を通じて地域住民と学生、児童が交流を深めた。
同小では毎年この時期に、校舎正面玄関前の花壇整備やプランターを設置するなど学校を花で飾り、来校者をもてなしている。
今年の整備活動には、同会議を構成する17町内会から20人と、同高校酪農科学科の生徒4人、同小学校1、2年生69人が参加。同高校と連携しての作業は今回が初めてで、マリーゴールド、ペチュニア、ベゴニア、ケイトウなどの花苗250株などの提供を受け行われた。
木田会長が「子どもたちと花を植えながら顔を覚えてもらい、町で出会ったときに、声をかけてくれたらうれしい」などと挨拶。
参加者たちは用意された26個のプランターに土を入れた後、色とりどりの花苗を丁寧に定植。児童が作業を行う際には、高校生や安心会議のメンバーがサポートする姿も見られた。
プランターは正面玄関前の階段に設置した他、同校正面にある花壇には、配置を考えながら花苗やひまわりの種を植え付けるなど、参加者は作業を楽しみながら交流を深めていた。
児童たちは「水をあげたりしながら、大切に育てます」と話していた。