【名寄】
名寄北翔野球少年団(長谷川覚監督、団員25人)が、第45回スタルヒン杯大会の上川管内予選で優勝。第42回ホクレン旗争奪大会の管内予選で準優勝し、両大会の全道大会に出場する。団員たちは、2日午後4時半に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に全道大会への抱負を語った。
同団は名寄、西、東、風連中央の市内4小学校の児童で構成。現在は団員25人が所属しており、月曜日以外は毎日練習している。
同団は、5月4日に中川町で開催の「第45回スタルヒン杯争奪全道スポーツ少年団軟式野球交流大会」の1次予選に出場。中川・美深野球少年団に7対0の4回コールド勝ちを収め、2次となる上川管内予選(5月25日に旭川市で開催)に駒を進めた。
同予選には1次を勝ち抜いた4チームが出場。トーナメント戦で行われ、北翔少年団は1回戦で士別九十九少年団と対戦。打線が爆発し、13対1の4回コールドで圧勝。勝てば全道大会(13日から旭川市で開催)出場となる決勝戦は豊岡・東旭川合同チームと対戦。2回表に2点を先制されたが、3回裏に3点を奪い逆転。その後、1点を追加した北翔少年団が4対2で競り勝ち、見事に優勝した。
5月11、12の両日に下川町で開催された「ホクレン旗争奪第42回北海道少年軟式野球選手権大会」の1次予選では、名寄南クラブ少年団に3対7で敗れたものの、剣淵・和寒合同チームと中川・美深少年団に勝利して2位で2次予選(6月16日に当麻町で開催)に進出。
トーナメントで行われた同予選には6チームが出場。北翔少年団はシードとなり、扇山レッドペッカーズ(富良野)との準決勝を9対4の大差で勝利。決勝戦は、準決勝で南クラブ少年団に勝った富良野東ドングリーズと対戦。1回表に1点を先制されたものの、その裏の攻撃で一挙4点を奪い逆転。2回裏にも1点を追加して突き放した。3回以降毎回得点を許し、結果5対8で敗れはしたが、準優勝して全道大会(27日から札幌市で開催)の出場権を獲得した。
出場報告で名寄庁舎を訪れた団員たちは「全道大会1勝を目指して頑張りたい」「みんなで協力してチーム一丸となって勝ち進みたい」「バッティング、守備でチームに貢献できるプレーをしたい」「声を出して盛り上げたい」などと抱負を語った。
加藤市長は「全道大会出場おめでとう。家族などの支えに対する感謝の気持ちを忘れず、日頃の練習成果を発揮し、素晴らしい成績を残すことを期待している」と激励した。
北翔少年団の団員は次の通り。
▽6年生=髙嶋一樹(キャプテン)、鈴木太唯、阿部冬和、小川新大、村上太音、石倉賢芯、室太雅、筒井結翔、馬場颯太、石井煌己、佐々木健成▽5年生=菊地空、木村桜大、井上仁希▽4年生=吉松将、照井翔太、髙橋新詩、難波陽、槙田蕾