【名寄】
名寄市東風連町内会(武田修一会長)による「ふるさと運動会」が、7日午前9時半から旧東風連小学校体育館で開かれ、地域住民が交流を深めた。
同校が2016年3月末に閉校したことに伴い、地域住民や学校にゆかりのある人などが集まり、楽しめる機会に―と、同町内会が中心となって毎年開催している。
運動会には幼児から高齢者まで80人が参加。あいにくの雨天となり、体育館を会場に開かれた。
開会式で武田会長が「今年は6月末に草刈りに協力いただき、校舎周辺もきれいになった。また、グラウンドも市に整地してもらい、コンディションも良くなった。日頃は仕事が忙しく、体を動かすことは少ないと思うので、今日一日、けがには十分気を付けながら楽しんでもらいたい」と挨拶。
ラジオ体操で体をほぐした後、玉入れで競技開始。
2チームに分かれて行われ、子どもが多いチームは、籠(かご)の位置を低めに設定。出場者は、飛び跳ねながら一度にたくさんの玉を放ったり、1玉1玉狙いを定めて放ったりする様子が見られた。
「親子なかよく、いっしょに」では、ゴールを目指して全力疾走を見せた他、「シーソーゲーム?」「ひょうたん蹴り競技」「パン食い?競争…?」など、趣向を凝らした種目を次々と展開。
参加者同士、笑顔で会話を弾ませて地域の絆を深めていた。