【美深】
美深町トランポリン協会(荒谷博文会長)所属の芳賀寅之助さん(美深小5年)、北野太基さん(智恵文小3年)は、25日から群馬県前橋市で開催される第10回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会への出場が決定。壮行会が19日午後7時から美深町民体育館で開かれ、芳賀さん、北野さんは「決勝まで行きたいです」と意気込みを語った。
同大会の予選は動画審査によって行われ、芳賀さんは小学生高学年男子の部(78人中50人通過)、北野さんは小学生低学年男子の部(14人中12人通過)で予選を突破し、出場権を獲得した。エントリー50人以上の部は50人まで、50人未満はエントリー数の1割減の人数まで出場できる。
同大会は、25日から28日までヤマト市民体育館前橋を会場に開催され、公式練習が25日、個人競技小学生低学年の部は26日、小学生高学年の部は27日に行われる。
壮行会では、荒谷会長が「とても緊張していると思いますが、本番ではしっかり演技できるよう頑張ってください」。
美深町スポーツ協会の荒川賢一副会長は「普段の練習成果を発揮して、全日本大会に臨んでください」と激励した。
引き続き、北野さん、芳賀さんがそれぞれ演技し、華麗な跳躍を披露した。
北野さんは、初の全日本大会出場で「手足をきれいにそろえて跳びたいです。初めての全日本大会なので緊張していますが、本番では高く跳んで、決勝に進んで、3位以内に入りたいです」。
芳賀さんは、3回目の全日本大会出場となり「大会ではいつも緊張してしまいますが、今回は緊張しないように頑張ります。予選で8位までに入り、決勝に残りたいです。空中での移動に気をつけながら、高く、きれいに跳びたいです」と意気込みを語った。
引率のコーチで芳賀さんの父、広行さんは「現地はかなり熱くなりそうなので、体調管理に気をつけながら挑んでいきたい」と語っていた。
壮行会に先立ち、19日午後5時に美深町役場を訪れ、草野孝治町長らに出場決定を報告、激励を受けた。