山本蒼依さんが見事優勝 北海道民謡決勝大会 孝蓮会の生徒全員が健闘

【名寄】

健闘した孝蓮会の生徒たち

 名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表、生徒7人)に所属する小学生の生徒たちが、7月28日に恵庭市で開催された令和(2024)年度北海道民謡決勝大会で活躍した。
 孝蓮会では、22年度と23年度に2年連続で幼年の部で優勝者を輩出している。
 今年の全道大会には、道北地区の予選を勝ち抜いた生徒5人が出場し、全員が10位以内に輝いた。
 幼児から小学4年生までが対象の「幼年の部」では、中西誉(ほまれ)君=美深小1年=が6位、赤尾茉莉(まつり)さん=南小4年=が10位。
 5年生から中学生までが対象の「少年少女の部」では、山本悠愛(ゆあ)さん=西小6年=が4位、中西雅(みやび)さん=美深小5年=が9位。
 「幼年少年少女江差追分の部」では、山本蒼依(あおい)さん=西小4年=が見事優勝した。
 優勝した山本姉妹の妹・蒼依さんは「緊張したけど、いつも通りに唄えた。江差追分は難しかったので、取れるとは思わなかったが、優勝できてうれしい」などと笑顔で語った。
 中西きょうだいの弟の誉君は「緊張したけど上手に唄えた」。姉の雅さんは「5年生になり、初めて『少年少女の部』への出場となった。10位以内が目標だったので、9位になれて良かった」。
 赤尾さんは「幼年部は今年で最後なので、10位に入れて良かった」。山本姉妹の姉・悠愛さんは「去年は3位だったので、今年は4位と下がったので悔しいけど、入賞できてうれしかった」。
 代表の伊藤さんは「子どもたちも努力しており、年々上達している。下の子も、先輩が活躍する姿を見て、上位を目指して頑張っている。今後も、レベルアップすることを期待している」と笑顔で語った。