多くの園児と触れ合う 風連中2年生、名寄幼稚園で3人が職場体験学習

【名寄】

学校法人北海道キリスト教学園認定こども園 名寄幼稚園(尾崎良雄園長、園児140人)では3日、風連中学校(石本義行校長)の2年生3人を職場体験学習で受け入れた。
同校では、今年から企業経営者を招いて、職場体験の事前学習を行い、生徒の意識向上に努めている。
名寄幼稚園では、酒田一慶さん、山中寛介さん、岩橋ひよりさんの3人が職場体験。
同園の副園長・主任の奥山由美さんの「子どもと楽しく関わってもらいたい」との方針のもと、午前中は集団遊び、絵本の読み聞かせなどを体験し、多くの園児たちと遊びを通して関わった。
午後からは自由遊び、2時以降は年少、年中、年長に分かれた預かり(延長)保育などを通して園児たちと触れ合った。
酒田さんは「最初は、園児たちとの遊び、触れ合いが心配だった。1日一緒に過ごしたことで、園児たちがやりたいことが分かってきた。園児同士の助け合いなど、先生たちがやっているのを見せてもらって良かった」。山中さんは「園児たちの年齢の子とは触れ合う機会が少ないので、良い経験になった。社会に出るということは、こういうことなのかと分かった」。岩橋さんは「園児たちは明るかった。最初は、どう接したらいいか分からなかったが、次第に園児たちの方から来てくれ、うれしかった」と、それぞれ感想を述べた。
指導した奥山さんは「元気の良い挨拶など、とても楽しそうに子どもたちと関わってくれて良かったです」と笑顔で語っていた。
生徒たちは今後、体験学習についてのプレゼンを、1年生に対して実施する予定となっている。

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