一対一でピッチング指導 名寄南クラブ野球少年団 元プロの河原純一さん招き教室

【名寄】

元プロ野球選手の河原純一さんを講師に招いた野球教室が、13日午後1時から名寄南小学校グラウンドで開かれ、名寄南クラブ野球少年団のメンバーが、河原さんからピッチングの指導を受けた。
河原さんは、神奈川県の川崎北高校から駒澤大学を経て、1994年にドラフト1位でプロ野球、読売巨人軍に入団。ルーキーイヤーから8勝を挙げる活躍を見せ、2002年には抑え投手として28セーブを挙げ、リーグ優勝に貢献。日本シリーズでは胴上げ投手になる。
巨人、西武ライオンズ、中日ドラゴンズで活躍後、17年から21年まで四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツの監督を務める。現在は「球団事業推進本部長(仮称)」として球団に所属する傍ら、野球教室などの講師を務める。
今回の同少年団での指導は、同団員の祖父が、河原さんと共に活動している朝西史徳さんの友人であることが縁で実現。朝西さんは河原さんと高校時代の同級生で、河原さんが現役時代、自主トレーニングのパートナーを務めていた。
野球教室では、団員全員が投手として活躍できるよう、身体の使い方や投手として大切なことを指導してもらえるようリクエストしたという。
河原さんは、児童とマンツーマンでピッチングフォームを確認しながら指導する様子が見られ、アドバイスを受けた選手たちは、見違えるようなピッチングを見せていた。
指導を受けた岩井力也君(南小6年)は「投球後、軸足がぐらつかないようアドバイスをもらいました。普段の練習で意識して取り組みたいです」。
八田泉吹君(同)は「安定したピッチングができるための、リリースポイントを学びました」と手応えをつかんでいる様子だった。
同少年団には、南小、西小、東小、風連中央小の団員24人が所属。Facebook、Instagramなどで活動を発信している。

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