スキージャンプの葛西紀明さんに ソロプチミスト日本財団「ドリーム賞」 SI名寄から推薦、女性や子どもに夢と希望

【名寄・下川】

贈呈式で葛西さん(中央)、千理事長(左)、佐々木会長

国際ソロプチミスト名寄(SI名寄、佐々木惠子会長)は、公益財団法人ソロプチミスト日本財団(千容子理事長)の「ドリーム賞」に下川町出身のスキージャンプ選手、葛西紀明さん(52)を推薦、受賞となった。
同財団は、さまざまな奉仕活動に援助、協力することで、豊かな生活の実現、国際相互理解の促進に寄与することを目的に、女性の人権尊重や地位向上など、各種の顕彰や支援事業を行っている。
「ドリーム賞」は、同財団の創設30周年(2009年)を記念し、女性や日本の将来を担う子どもたちが希望を持てるような社会の構築を願って創設。自身の活動やその成果によって女性や子どもたちに夢や勇気を与え、明るい未来を築くことに貢献している人をたたえる表彰となっている。
SI名寄では、スキージャンプで1994年リレハンメル五輪団体銀メダル、2014年ソチ五輪ラージヒル銀メダル、団体銅メダルなど、多数の実績を上げ、52歳で現役の「レジェンド」と呼ばれるとともに、会員の吉田素子さんがスキー連盟を通して親交のある葛西さんを推薦した。
本年度の「ドリーム賞」受賞者は葛西さんのみ。贈呈式は6日に福岡国際会議場(福岡県福岡市)で行われ、SI名寄から佐々木会長ら10人が出席するとともに、葛西さんが顔を見せ、会場は盛り上がりを見せた

贈呈式では、千理事長から葛西さんに表彰状、SI名寄には感謝状が贈られた。
推薦の手続きを担当した、SI名寄ソロプチミスト日本財団委員会の加藤記味子委員長によると、葛西さんは受賞を喜んでいたとのことで「狙い通りと思った。財団の本部から電話があり、葛西さんの受賞が決まった時は、みんなで喜んだ。なかなか取れない賞なので、うれしいし、推薦してよかった」と笑顔で語る。

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