【名寄】
第9回なよろサンピラー10キロスノーマラソン大会が、19日午前9時から道立サンピラーパーク内のサンピラー交流館をスタート・ゴール地点に開かれ、出場者たちは晴天の下、雪上のコースを快走した。
「マサシナイトランクラブ」などに所属しているランニング愛好者を中心に組織した同大会実行委員会(藤田健慈実行委員長)が主催。Nスポーツコミッション、名寄振興公社、名寄市教育委員会と共催。
リレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストで、名寄市スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さんがプロデュースする新春恒例イベント。
冬でもランニングが楽しめることを多くの人たちに実感してもらおう―と「ダイヤモンドダストの中を笑顔で駆け抜けよう」を大会スローガンに掲げている。
今年は地元をはじめ、旭川、稚内、札幌、北見などの道内各地、遠くは群馬県から90人がエントリーした。
ゲストランナーは、作.AC北海道監督の作田徹さん、太田尚子さん、菊地真司さん、島谷樹さん、市町耀大さん。特別ゲストで、北海道日本ハムファイターズのマスコット、名寄市スポーツみらい大志の「B☆B」が登場した。
コースはサンピラー交流館前をスタート・ゴール地点とし、ふるさと工房館前まで往復(2km)しながら周回するもので、男女、年齢別に2km、6km、10kmの部を設けた。
開会式で、藤田実行委員長は「日頃の練習成果を発揮して、事故のないように頑張ってほしい」
加藤剛士市長は「毎年、雪がすごかったり、マイナス20度以下になったりしたが、今年は一番良いコンディションとなった」。
阿部さんは「手作りの大会で、思いっ切り走ってほしい。『B・B』が皆さんと一緒に走ってくれるので、楽しんでほしい」と挨拶した。
出場者を代表して、齋須愛菜さん(名寄市立大学1年、マサシナイトラン)が選手宣誓を行った。
出場者たちは同館前を一斉にスタートし、急坂もある起伏に富んだ雪上のコースを駆け抜けた。
午前9時時点の気温はマイナス6.9度(アメダス観測)で、この時期の名寄として寒さは厳しくなかったが、晴天が広がる中、健脚を競いながら快く汗を流していた。
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