卒園記念にマイ箸づくり 下川認定こども園「こどものもり」 年長児の親子14組が参加

【下川】

下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長、園児74人)の年長児21人は、19日午前10時から同園で、親子で「マイ箸」づくりを行った。
同園は、年間の保育計画の中に「森の遊び」を取り入れるなど、特徴ある保育を実施している。
卒園を記念したマイ箸づくりは、昨年から実施。小学校に進学後、給食の時間に自分の箸を使ってもらえるように―との願いを込めている。
この日は、年長児の親子14組が参加。
箸の準備は、体験工房木子精(きのこころ)の近藤正治さんが事前に準備し、当日は、同園保護者会副会長の大石陽介さんが講師を務めた。
始めに大石さんが、園児や保護者を集めて、箸の素材や作り方などを説明。
園児たちは、自分の箸を選び、ザラザラしている部分にサンドペーパーをかけて削り、その後、バーニングペンを用いて箸と箸置きに自分の名前を書き込んだ。
箸づくりが終わった後は、大石さんがえごま油を塗って完成。乾燥させた後に、近藤さんが作った箸袋に入れて、園児たちに渡されることになっている。
講師の大石さんは「今日作った自分の箸を小学校に持っていってくれたらうれしい」と話し、参加した親子は、笑顔で箸づくりに取り組んでいた。

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