名寄孝蓮会 10人が民謡全道、全国大会へ 道央大会など3大会で活躍 さらなる飛躍目指し抱負語る

【名寄】

全道、全国大会へ出場する名寄孝蓮会のメンバー

 名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表)に所属する小中学生や一般の会員は、「民謡民舞少年少女道央大会」「第2回日本郷土民謡民舞北海道札幌地区大会」「全道民謡決勝大会予選」の3大会で優勝、入賞を果たす活躍を見せた。結果、10人が全国、全道大会に出場することとなった。
 日本民謡協会主催の「民謡民舞少年少女道央大会」(4月27日・空知管内奈井江町)では、小学1年~3年の部に出場した中西誉さん(美深小2年)が2位、伊藤心湊さん(名寄南小3年)が3位。
 小学4年~6年の部で、山本蒼依さん(名寄西小5年)が優勝、中西雅さん(美深小6年)が3位。
 中学生の部で、山本悠愛さん(名寄東中1年)が4位に入賞し、5人は8月に東京都で開催される全国大会へ出場する。
 日本郷土民謡協会北海道札幌地区連合会主催の「第2回日本郷土民謡民舞北海道札幌地区大会」(5月5日・札幌市)では、小学1年~3年の部(一般民謡)で、中西誉さんが3位、伊藤心湊さんが奨励賞。
 小学4年~6年の部(一般民謡)で、山本蒼依さんが優勝、中西雅さんが準優勝、赤尾茉莉さん(名寄南小5年)が奨励賞。
 江差追分小学生の部で、中西雅さんが優勝、山本蒼依さんが準優勝。
 ジュニアの部(一般民謡)中学生で、山本悠愛さんが3位、加藤愛丸さん(名寄東中1年)が奨励賞。同部(江差追分)中学生で、山本悠愛さんが準優勝に輝いた。
 なお、同札幌地区大会については現在のところ、山本蒼依さんが、11月に埼玉県で開催される全国大会への出場が決まっている。
 北海道民謡連盟道北地区民謡連合会主催の「令和7年度全道民謡決勝大会予選、寿年者・熟年者・幼年・少年少女民謡道北地区大会、一般の部民謡道北地区大会」(5月11日・士別市)では、幼年の部(幼児~小学4年)で、中西誉さんが優勝、岩井やこさん(名寄西小2年)が4位。
 少年少女の部(小学5年~中学生)で、中西雅さんが優勝、赤尾さんが準優勝。
 少年少女江差追分の部で、山本悠愛さんが優勝した。
 一般江差追分の部では、中西亜紀さん(42)=美深町=が優勝するとともに、3部門(北海道民謡、全国民謡、江差追分)の総合優勝(最高得点)にも輝いた。なお、6人は8月に札幌で開かれる全道大会へ出場する。
 中西誉さんは、昨年に続いて2年連続による全国大会出場で、「昨年は全国で入賞できませんでした。大きい声で唄いたいです。頑張ります」。
 中西雅さんは、2年連続の全国大会出場で、昨年は優秀賞(入賞)を受賞。「全国では失敗せずに、自分の一番の唄を見せたいです。全道大会は昨年の9位以上を目指したいです」。
 山本蒼依さんは、3度目の全国大会出場で、「昨年は9位だったので、今年は上位に入れるよう頑張ります。羊蹄山の雄大な姿を思い浮かべながら、蝦夷富士を唄いたいです」。
 山本悠愛さんは、全国大会は3回目の挑戦。「中学生になって初めての全国。道南口説節は、出だしの部分で審査員の心をつかめるよう、迫力を付けて唄いたいです」。
 加藤さんは、5歳の頃から民謡を習っており、「これからも全道、全国大会に出場できるよう頑張りたいです」。
 赤尾さんは2回目の全道大会出場。「少し声を大きく、お腹に力を入れて唄うことを心掛けたいです。全道では上位に入れるよう頑張ります」。
 伊藤さんは「初めての全国大会でうれしいです。にこにこ笑顔で唄いたいです」。
 岩井さんは、山本姉妹(悠愛さん、蒼依さん)に憧れて、昨年の秋から民謡を始めたとのこと。今回が初めての大会挑戦で全道出場を決め、「にこにこ笑顔と大きな声で頑張りたいです」。
 中西亜紀さんは「親子(雅さん、誉さん)で優勝でき光栄です。昨年からこの大会に出場していますが、総合優勝は初めてです。全道大会では、親子3人で優勝を目指したいです」と抱負を語る。

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