小中高生6人が全国へ 名寄高校として初の団体戦も 加藤市長にトランポリン出場報告

【名寄】

 トランポリンの全国大会に出場する風連トランポリン少年団(鷲見悦朗団長)の市川來花さん=名寄東小3年=と杉野こはるさん=風連中学校1年=の2人と、名寄高校1年生の石谷雷香さん=美深トランポリン協会、中村美陽さん=同、牛島楓さん=風連トランポリン協会、杉野ヒカルさん=同=の4人が、29日午前9時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に抱負を語った。 市川さんとこはるさんは、6月にビデオ審査で行われた第11回全日本トランポリン競技ジュニア選手権予選の個人競技とシンクロナイズド競技に出場した。
 小学生低学年の部(27人)に出場した市川さんは、柔軟性を生かした美しい演技で18位。こはるさんは中学生の部(89人)で、ダイナミックな跳躍と技の美しさで48位となり、全国大会出場基準の50位内に入って予選を通過。
 また、シンクロナイズド競技では、市川さんは八代トランポリンクラブ(熊本県)の所属選手とペア、こはるさんは十勝トランポリン倶楽部の所属選手とペアを組み、一緒に練習できない環境の中だったが、見事、予選を通過した。
 全日本選手権は8月1日から石川県で開催される。
 名寄高校の4人は、4月に北見市で開催された第50回全国高校トランポリン競技選手権大会の北海道代表選手認定審査会の個人競技とシンクロナイズド競技に出場した。
 個人競技では、4人とも大会基準をクリア。シンクロナイズド競技は、石谷さんと中村さん、牛島さんとヒカルさんがペアとなり、両ペアとも大会基準をクリアし、両競技で全国大会出場の認定を受けた。
 同じ高校に通う4人が審査を通過したことにより、名寄高校として初の団体競技に出場することも決めた。
 全国大会は8月8日から愛媛県で開催される。
 名寄庁舎には選手6人をはじめ、鷲見団長、山崎真由美コーチ、杉野かおるコーチが訪問。初の全国大会出場となる市川さんは「きれいに高く跳んで良い点数を出したい。シンクロは一緒に練習したことがないけど頑張りたい」。全国大会は3回目の出場となるこはるさんは「予選がぎりぎりの通過だったので、全国大会では予選以上の順位を目指したい。シンクロで全国は初めてなので、しっかりと跳び、演技をして点数を出したい」。
 石谷さんは「全国大会は2回目だが、シンクロは初めてなので、しっかりと跳んで頑張りたい。上手い選手を見て成長したい」。中村さんは「練習成果を発揮して悔いのない演技をしたい。シンクロは初出場なので良い結果を出せるよう頑張りたい」。
 牛島さんは「初めての団体戦だが、入賞したい。シンクロは前回よりも良い成績を残せるよう頑張りたい」。ヒカルさんは「自信を持って演技したい。団体戦は8チームの出場でチャンスはあると思う。入賞できるよう協力して頑張りたい」と抱負を語った。
 加藤市長は「後輩にもつながるよう、名寄の代表として頑張ってほしい」などと激励した。

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