山本姉妹へ2年連続で優勝旗 名寄孝蓮会 山本悠愛さんが念願の優勝 中西誉君、雅さん入賞果たす 全道民謡決勝大会で健闘

【名寄】

全道民謡決勝大会で健闘した山本悠愛さん、
中西雅さん、中西誉君

 名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表)に所属する生徒たちが、3日に札幌市内のホテルで開かれた「令和7年度全道民謡決勝大会」に出場。山本悠愛さん(名寄東中1年)が、幼年少年少女江差追分の部で優勝した他、中西誉君(美深小2年)が幼年の部で5位、中西雅さん(美深小6年)が少年少女の部で6位と入賞するなど健闘した。
 北海道民謡連盟など主催。幼年の部(出場者14人)、少年少女の部(同19人)、幼年少年少女江差追分の部(同7人)などの各部門で、稽古の成果を競った。
 開会式では、アトラクションの前年度優勝者特別出演で、幼年少年少女江差追分の部優勝の山本蒼依さん(名寄西小5年)の唄が披露された。
 悠愛さんは、同大会の幼年少年少女江差追分の部には、今回で2度目の出場。「(江差追分は)一番好きな唄なので、優勝したいと思っていました」と嬉しそうな表情。
 今大会に向けて、唄っている最中に息切れしないよう、普段から階段は駆け足で登るようにするなど、肺活量のアップを心掛けたという。「一番盛り上がる場面(五節)が、自分でも今までで一番いい出来だったと思います」とトレーニングの成果が見られた。
 悠愛さんと蒼依さんは姉妹で、2年連続で優勝旗が届く形となった。
 来年度は、同大会のアトラクションに出演するとともに、「少年少女の部に出場し、優勝を目指したいです」と意気込み。
 誉君は同大会の幼年の部には2回目の出場となり、前回の6位から5位へと成績アップ。誉君は「本番では緊張もあまりせず、出来は良かったと思います」などと満足そうな表情。
 来年度も同大会幼年の部に出場したいとのことで、「優勝目指して頑張ります」と抱負を語る。
 雅さんも同大会の少年少女の部出場は2回目で、前回の9位から6位と躍進。大会を振り返って、「入賞はできないと思っていたので、うれしかったです。ゆったりと唄いたかったのですが、緊張して速くなってしまうなど、あまりうまくいかなかったです」とのこと。
 来年度は少年少女江差追分の部に挑戦したい意向。「一番苦手な唄ですが、たくさん練習して優勝を目指したいです」と笑顔。
 伊藤代表は「ホテルが会場という、いつもとは雰囲気が異なる中での大会でしたが、みんな本当に頑張りました。自信を持って、これからも民謡を続けていってもらいたいです」と生徒たちの活躍をたたえる。

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