潮見が丘中男子バレーボール部・全道大会で3位 拠点校方式で選手が勝利へ一丸

拠点校方式で北海道中学校バレーボール大会3位
入賞した潮見が丘中

潮見が丘中男子バレーボール部が、このほど妹背牛町、深川市で開かれた第55回北海道中学校バレーボール大会で3位入賞。同部は拠点校方式で潮見が丘中、東中、南中の市内3校と幌延中、鴛泊中の選手13人でチーム編成。2位までに与えられる全国大会出場に1歩届かなかったが、道内の強豪チームと互角の試合を繰り広げた。
5ブロックの予選を戦い、勝ち抜いた12チームが決勝トーナメントに進出。予選で初戦となった強豪・北海道イエロースターズU15(札幌地区)戦では、これまで練習試合などで何度か対戦経験があり、このチームに勝つことを目標に練習に励んだが、セットカウント0対2で敗戦。それでもこの試合で手ごたえを掴み、次につながる内容となり、決勝トーナメント進出を懸けた岩見沢清園との試合ではチームの持ち味を活かし、2対0で勝利し予選突破。
決勝トーナメントではシード権を獲得し、準々決勝から登場。岩見沢VC戦では、これまで積み上げてきた自分たちのバレーをしようと奮起し、エースの幌延中3年の清水隆臣選手が躍動し、2対0で勝利。続く準決勝では昨年覇者の札幌大谷と対戦したが0対2で敗れ、3位入賞の結果だった。
潮見が丘中教諭で同部の道心博生監督は「今大会は札幌勢の壁の高さを感じながらも、以前に練習試合で対戦した時より通用する部分が多く、自分たちの成長が感じられた」と振り返った。選手達には「頑張りのおかげで色々な経験をさせてもらった」と感謝を込めた。
今後は新体制での活動が始まり、道心監督は「拠点校方式を構成する市内3校と幌延中、鴛泊中とのチームでまた自分たちのベストを求めていきたい」と力を込めた。(東賢人)

日刊宗谷の購読をご希望の方は以下のお電話またはホームページからお願いいたします。

TEL:0162-23-5010
HP:宗谷新聞社ホームページ