道北をつなぐ馬
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		  10年前の来たばかりのハナとの調馬索と乗り運動の特訓振り返る筆者は移動手段としての乗馬、林間放牧による森林整備、触れ合いによるセラピーなどを目標に、2015年9月からドサンコを飼い始めた。その1年目の奮闘を振り返る。以下はそのときにつづったコラムである。 
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		  馬はコミュニケーション能力養う筆者は下川町内牧草地でドサンコを飼うため、2015年の春に亀田郡七飯町の大沼流山牧場で約1週間、馬の飼育や調教の事前研修を行った。 
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		  「ドサンコ」は「ばん馬」ではない筆者は「ドサンコ」(北海道和種馬)を飼い始めたが、馬の最盛期を生きてきた人は「ドサンコ」を知っているのに、60代以下になると知らない人が多い。それどころか「ばんえい馬」(ばん馬)をドサンコと勘違いしている人もいる。 
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		  下小1年の生活科のハナちゃん授業・冬毛の馬に触れ馬そりも下川小学校の1年生17人が「生活科」で、筆者が飼うドサンコのハナ(馬)と継続的に触れ合う授業を展開。昨年8月23日から今年2月20日まで10時間の授業と休み時間を使って実施した。 
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		  馬が教える動物との会話術以前、馬とのコミュニケーション能力を育む「調馬索運動」に触れたが、書ききれなかったため、補足したい。馬は「気持ち」を伝えることで動いてくれる。調馬索運動は「心・気持ちの表現で、動物と会話する仕方」を馬から教わることができる。 
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		  生活支えた農耕馬との思い出今回は、名寄市在住のハナちゃんの大ファン(60歳・女性)さんにいただいた「馬の思い出」を紹介します。 
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		.png)  下川の児童たちも挑戦、対話の在り方学ぶ「曳き馬」馬と一緒に歩く「曳き馬(ひきうま)」は、単純に見えて奥が深い。馬と互いを思いやり、言葉ではない「心」の対話を重ね、心を通わせることで、信頼関係を深めることができる。 
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		  在来馬ハナの居る冬の森林・美桑が丘筆者の飼う北海道和種馬(どさんこ)のハナは、今シーズンから、冬期間も下川町南町の「美桑が丘」で放牧している。 
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		  ホースで馬(ホース)の常設柵を筆者の飼う馬のハナは本年度から、下川町南町の美桑が丘で通年放牧。これまでハナは冬を三の橋の牧場で越していたが、これからは冬も美桑が丘で過ごすことになる。 
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		  草と馬と人がつながりあって循環あらゆる草も資源だ。地域の人と馬、動植物がつながりあって資源の循環ができれば、暮らしはより豊かになる。その挑戦の記録を次世代に残すべく、2023年の様子をつづらせていただきたい。 
