室内でゲームなど楽しむ 「こどものもり」親子遠足

【下川】

下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長・園児67人)の3歳児から5歳児の親子遠足が、21日午前9時半から同園で行われた。
当初は、美桑が丘の森まで歩き、森のあそび「親子で自然教室」を予定していたが、気温が低く、小雨も降っていたことから園内で実施。49組101人の親子が参加した。
当日は、NPO法人森の生活(麻生翼代表理事)の職員3人も出席。
「森のあそびの約束」として定めている①勝手に食べない②大人の見えない場所に行かない③棒などを振り回さない―の三つの約束事を園児に確認して親子レクリエーションを開始した。
始めに、NPO法人の職員が持参した森で採れる(見られる)フキ、松ぼっくり、松の枝、くるみ、ウド、鹿の角などに触れながら見学。
下川町ALTのジェイコブさんも参加し、鹿の角などを手に取って、園児に分かりやすく英語で話しかけていた。
その後、「『熊の手の指は6本である』〇か×か」(正解は5本で×)などの森に関する〇×クイズを実施して親子で楽しんだ。
最後に、親子で吊り橋に乗って、森で採れたものを一つ選び、それが一致するかどうかを見せ合う「吊り橋ゲーム」を親子全員で楽しんだ。
ゲーム終了後は、普段より少し早い時間に弁当を食べた。
あいにくの天候で、室内での親子遠足となったが、園児たちは、保護者と一緒に楽しいひとときを過ごしていた。