【名寄】
「誰でも食堂」が、9日午前10時から西條名寄店1階「ここほっと」で開かれ、フレイル予防教室に参加していた地域の高齢者など11人が参加した。
名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター(堀川真センター長)が主催し、名寄市社会福祉協議会が協力。
近年、フレイル(虚弱)予防として「共食(誰かとともに楽しく食事をすること)」の重要性が増している。地域の高齢者が集い、皆で雑煮を作って食べながら新年を祝う―などを目的に開催した。
フレイルトレーナーとしても活躍している、同学栄養学科の中村育子教授が、雑煮作りの指導やミニ講話を行い、フレイルの予防効果などを検証している同学看護学科の澤田知里講師、山本里美助手などが予防体操を実施した。
また、フレイルサポーターの養成講座を修了した学生を含む4人が、サポーターとして協力した。
はじめに、全員で予防体操を行い、椅子に座ったままで身体を動かし、足で後出しジャンケンなどを実施。身体と脳の両方をトレーニングした。
雑煮を作り、食べる前に「お口体操」を行い、「イー」「ウー」などの言葉を発声。「お餅を食べる時は30回かんでください」と指導され、全員で試食した。
試食後は、中村教授が、フレイル予防のミニ講話を実施。中村さんは、フレイル予防のため「噛み応えのある食品を食べる」「家族や友人と共食する」ことなどを伝え、「たくさん食べて、たくさん出かけて、たくさん笑いましょう」と訴えた。
フレイルサポーターとして協力した栄養学科2年の須田菜々珠さんは「地域の皆さんと関わりを持ちたくて参加しました」と笑顔。
中村教授は「食を通していろいろな世代が交流できる『誰でも食堂』を企画しました。一人暮らし高齢者が増え、町内会とのつながりも希薄になってきている現在、楽しく話しながら食事をすることは、生きがいにもなります。来年度以降も、コミュニティケア教育研究事業に申請し、定期的に開催していきたい」と語った。
参加した金澤迪子さんは「フレイルの予防を通して、みんなと話すことができて楽しいです」と笑顔だった。


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