4 名寄市で働く外国人の紹介3
北海舗道株式会社(高木常芳社長)では、カンボジア人3人と、ミャンマー人1人の合計4人の外国人を、技能実習制度などを活用して雇用している。主に、機械を操作するための準備や、道具の点検などの業務を担っている。
4人の外国人と、同社の高橋直樹総務課長に、それぞれ話を伺った。
カンボジア人の3人は、昨年4月に来日。東京で2カ月間、日本語研修を受け、6月から同社で技能実習生(1号)として、舗道関係業務の補助として働いており、4月から技能実習2号となった。
ラー・ヴィニアさん(21)
カンボジアの首都プノンペン近郊の出身で、両親、弟2人の5人家族。
10カ月間働いた感想として、「仕事を色々と覚えてきたので、毎日が楽しい」と笑顔で話す。一方、「日本語は難しい」と言い、初めは、仕事や生活など、あらゆる面で苦労が多かったようで、名寄での冬の生活にも慣れてきた様子。
3人は同じ家で一緒に暮らしているが、料理は別々に作っており、買い物は、近所のスーパーを主に利用している。今後の目標として、自国ではトラックを運転していたこともあり、「ローラーを運転したい」と話す。趣味は、サッカーやドライブなど。カレーライスと天ぷらが好きと話している。
サット・ピセットさん(19)
カンボジアの首都プノンペン近郊の出身で、両親、弟、妹の5人家族。
最初は、「特に、仕事の道具を覚えるのが大変だったが、次第に慣れてきて、仕事は楽しい」と笑顔で話す。日本語には苦労したようで、言葉を除くと、「特に困ったことはない」と話す。今後は、「ローラーとショベルの運転が目標」で、毎日、日々の仕事に励んでいる。
名寄の印象として、「寒いが、マチがきれいで優しい」と話し、昨年、会社の人に連れられ、「留萌で釣りをしたのが楽しかった」。趣味は、サッカーやバレーなどのスポーツ。ラーメンと、天ぷらが好きで、ラーメンは自分で作ったこともあるという。
ヴィー・ワンニーさん(19)
カンボジアの出身で、両親、姉の4人家族。
10カ月間働いた感想として、「仕事の道具の名前や使い方などを丁寧に教えてもらった。最初は苦労したが、だんだん自分でできるようになり、今は仕事が楽しい」と笑顔で話す。日本語を覚えるのは大変であるが、言葉の問題を除くと、「特に困ったことはない」という。
今後の目標として、ローラーとショベルの運転を挙げる。
趣味は、サッカーと釣りで、朱鞠内でワカサギ釣りも経験した。好きな食べ物は、寿司とカレーライスで、「みんなが優しいので楽しいです」と語っている。
3人は、17区町内会の一軒家で暮らしている。同町内会のビールパーティーに招待され、町内会の方々とも交流を深めた。同町内会の伊藤喜久男会長は、「今後も、町内会の行事などの際は、呼び掛けしたい」と話している。
3人とも、名寄のマチの印象については、「きれいで暮らしやすい」と話している。
ジンココウーさん(27)
ジンさんは、自然科学や人文科学などの専門的知識・技術を持つ外国人が対象となる「技術・人文・国際業務」の在留資格(ビザ)で来日した。
ミャンマーの出身で、母、弟の3人家族。自国の工科大学を卒業後、土木関係などの業務に従事していた。
グループ企業の株式会社五十嵐組(五十嵐幸次社長)と派遣会社の紹介で来日し、今年1月から北海舗道に勤めている。
土木施工管理技士の取得を目指しており、3年程度の実務経験後、国家試験を受ける予定で現在勉強中。
ミャンマーで日本語検定のN3を取得し、現在はN2を目指している。仕事は、工事の施工管理の見習、写真の管理などの実務を担当しており、「コミュニケーションを取るのが大変でしたが、少しずつ慣れてきました」と述べ、「雪や寒さにも慣れました」と、笑顔で話す。
趣味は、サッカーや写真で、好きな食べ物は、ラーメンと焼き肉。名寄のマチの印象は、「景色がきれいで住みやすい」と話し、資格取得後も「名寄で働きたい」と意欲を示している。
同社の高橋総務課長は、「4人とも明るくて、積極的に仕事を覚えようとしている。長く、仕事を続けてほしい」と期待を込めて話している。
なお、五十嵐ホールディングスでは、五十嵐組で、専門職である「技術・人文知識・国際業務」のミャンマー人2人を、五十嵐運輸(五十嵐千絵社長)で、技能実習生のフィリピン人2人を、それぞれ雇用している。