【名寄】
「なよろ健康レシピ開発プロジェクト」のジュニアアスリート向け栄養レクチャー・弁当提供が2日、なよろ温泉サンピラーで行われ、北海道カーリング協会U15合宿の小中学生たちが弁当を味わいながら、スポーツに必要な栄養を学んだ。
同プロジェクトは、Nスポーツコミッション、名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター、北海道味の素株式会社によるコラボレーション企画で、今年で4年目。スポーツ選手や市民向けのメニュー開発に取り組んでいる。
U15合宿は、2日から4日まで道立サンピラーパークで実施し、道内の小学5年生から中学3年生まで60人が参加した。
同大学栄養学科3年生3人が考案し、Nスポ、GRACE CUISINE(グレイス・キュイジーヌ)がアドバイス、陽だまりが作ったジュニアアスリート向け弁当「明日に羽ばたけ!アスエール弁当」を提供した。
同弁当は、チャーハンや肉団子、チャプチェ、サツマイモの甘露煮、ツナマヨサラダの5品。学生たちが栄養レクチャーを行いながら、弁当から得られる効果を伝えた。
小中学生選手たちは弁当を味わうとともに、グループワークやクイズを通して、アスリートにとって大切な食事の摂取方法、スポーツに必要な栄養について学んでいた。
Nスポでは「スポーツ栄養について、学生たちが取り組みを続けており、ありがたいこと。地域の健康づくりに活用できるため、学生たちの今後の頑張りに期待したい」と語る。
道カーリング協会では「次世代育成を目的にU15合宿を実施。その中で実践的なスポーツ栄養を学ぶ機会となり、感謝している。保護者やコーチにも食べてもらい、側面的に選手の強化育成につながり、学んだ成果を広く活用したい」と話している。
同プロジェクトでは今後、名寄市内でのスキーインターハイ(来年2月)、ジュニアオリンピック(来年3月)での弁当販売も予定している。
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