ひまわりらんど 音楽で楽しいひととき 上田さん講師に親子が交流 名寄大看護学科4年生も参加

【名寄】

名寄市子育て支援センターひまわりらんど(管野真奈美所長)主催の「わくわくミュージック」が、19日午前10時15分から市民文化センターで開かれ、20組41人の親子が参加した。
講師は、名寄教育カウンセリングを学ぶ会の上田明美さんが務め、名寄市立大学看護学科4年生の船橋千穂さんと橋本亜美さんが、小児看護学実習の一環として参加・協力した。
管野所長が、「親子で楽しんでください」と挨拶。
講師の上田さんがオカリナを演奏しながら、「さんぽ」の曲でスタートした。
おはよう、こんにちはなどが歌詞に含まれた「あいさつの歌」、子どもの名前の由来を語り合う「あなたのお名前は?」などを親子で行い、手遊びや歌遊びでは「グーチョキパーで何作ろう」「頭の上でポン!」「こぶたぬきつねこ」を身振り手振りを交えて楽しんだ。
新聞紙遊びでは、「宇宙船の歌」を歌いながら、ひとり歩きができる子は1人で新聞紙に突撃するなど、元気いっぱいに親子で楽しんだ。
最後に、講師の上田さんの義母が作った短冊を全員に配布。参加した親子は、健やかな成長を願って、それぞれの思いを短冊に書き込んでいた。
参加した看護学科の船橋さんは「親子が触れ合う時間を持つことの大切さを感じた。世代が近いお母さんの気持ちや思いを共感できた」。橋本さんは「音楽を通した遊びで、親子間のコミュニケーションの取り方などが理解できて良かった」と述べ、2人は「今後の小児科病棟での実習に生かしていきたい」などと抱負も語っていた。