よさこいやゲームで交流 中名寄小と光名幼稚園 園児に少人数教育の良さ伝える

【名寄】

中名寄小学校(松本敏朗校長、児童11人)と、光名幼稚園(山崎博俊園長、園児63人)の交流が、8日午前10時25分から同校で行われた。
同校は、通学区域を超えて入学することができる特認校指定を受けていることから、特色ある教育を理解してもらうことを目的に、幼稚園や保育所と幅広い交流を進めている。
当日は、引率した同園の神野菜摘教諭と工坂恵教諭、年長児25人が揃いのTシャツを着て参加。同校の全校児童と交流した。
久保田正樹教頭が「幼稚園の皆さんの挨拶は素晴らしく、感激しました。ゲームや踊りなど楽しいものばかりですので、短い時間ですが楽しんでください」。中山昇近児童会長も「遊びをたくさんするので、けがをしないよう楽しんでください」と挨拶した。
はじめに、全児童によるよさこい「よっちょれ」が披露され、その後、鳴子を手にした園児を交えて一緒に踊った。園児たちは、小学生のお兄さん、お姉さんの踊りを見ながら、元気いっぱいに踊っていた。
ゲーム「猛獣狩りに行こうよ」では、児童会役員が動物の名前を言うと、その動物の名前の文字数に応じた人数で園児と児童が一緒に輪を作った。
休憩の後は、3年生以上は通常授業に戻り、1・2年生はその場に残って「玉入れ」「ボウリング」「ピューンロケット」のゲームを、三つのグループに分かれて園児たちと楽しく交流した。
同園の神野教諭は「小人数による伸び伸び教育の交流ができ、園児たちも喜んでいます」と笑顔で語っていた。
なお、同校では今後、名寄大谷認定こども園、市立総合病院のつぼみ保育所とも交流を予定している。