【名寄】
市内日進のなよろサンピラーユースホステルを経営する林真之介さんが、「ウポポイフォトコンテスト2023」(アイヌ民族文化財団、北海道新聞社共催)の一般の部で、グランプリを受賞した。
同コンテストは、23年7月12日から24年1月14日まで行われ、白老町にある「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の魅力を伝える写真を「一般の部」と「学生の部」の2部門に分けて募集。
道内外から323点の応募があり、林さんの作品「ウポポイ・ラヨチ(アイヌ語で虹)」が、一般の部で見事、グランプリに輝いた。
林さんによると、「写真は趣味で、これまで道北各地の自然や風景、鉄道などの写真を数多く撮影してきた。コンテストにも応募してきたが、最優秀のグランプリは初めて」とのこと。
受賞した作品は、昨年11月19日に同施設を訪れた直後に撮影したもの。「偶然にも、モニュメントの上に虹が出たので、直ちに撮った。今回の受賞は大変うれしい」などと、笑顔で話している。
授賞式は、20日に白老町のウポポイで行われ、賞状とアイヌ工芸品のペンダント、副賞としてトラベルギフトが贈呈された。