【名寄】
2025年度の名寄ピヤシリ大学大学院入学式と、名寄ピヤシリ大学の開講式が、22日午前10時半から市民文化センター多目的ホールで行われた。
同大学は前年度から、誰でも気軽に好きな講座に参加できるものとし、年齢制限や単位取得による進級などの従来の入学制度を撤廃。大学に登録(無料)した受講生が、大学側が用意した講座の中から自分が希望する講座のみに参加できる自由度の高い運営内容に一新した。
体制を変えて2年目を迎えた本年度は、旧体制の在学生2人(3年生と4年生1人ずつ)に加え、前年度卒業生の2人が大学院へ入学。新体制の大学には、前年度より3人増の59人が受講生として登録した。
入学式・開講式には、大学院への入学生2人をはじめ、受講生、来賓など約60人が出席。学長を務める岸小夜子教育長は、入学生に向けて「より積極的、主体的に学ぶことを期待している」。受講生へ「好奇心、探求心を持って積極的に活動へ参加していただきたい。また、新たな出会いも大切にしてほしい」。学生全体に「新旧入り混じっての体制となるが、大切なのは目標を持って自分を磨き、高めること。充実した学生生活を送るため、学びを深めてほしい」と式辞。
来賓の加藤剛士市長、青山義和同大学運営委員長が「充実した学生生活を送るには健康が大切。明るく、楽しく、元気に学習し、地域づくりの良き理解者となってほしい」などと祝辞を述べた。
最後に、学生を代表して大学院に入学した鎌塚文子さんが「新たな知識、教養を深められるよう主体的に活動して自己研さんに励みたい。仲間を励まし、助け合って共に成長したい」と挨拶した。
出席した入学生と受講生たちは、これからの学びに期待を寄せていた。
同大学では随時、受講生の登録を受け付けている。問い合わせ・申し込みは市民文化センター(01654②2218)まで。



名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com