【下川】
下川商業高校(鎌本光司校長、生徒88人)の学校祭「下商祭」が、19、20日に同校などで開かれた。
テーマは「Happiness(ハピネス)~嵐を巻き起こせ~」。
19日午前9時半に開幕。生徒会制作のオープニング映像、各学年制作の団旗・衣装をステージで発表。商業の学びを生かし、制作過程、デザインや素材などこだわりを伝えた。各学年で映画予告やミュージック映像を再現した動画も上映した。
同11時半から一般公開し、有志のダンスや歌、演奏など芸能発表の他、同校料理研究部が考案した「揚げドーナッツ」も販売。
あいにくの雨だったが、屋外にキッチンカー3台が並び、こだわりの料理を提供。雨除けのテントの下で会話を弾ませながら味わった。北海道和種馬・ハナとのふれあいコーナーも設けた。
2日目は手作り衣装をまとい、特養老人ホームあけぼの園前で施設利用者や地域住民にパフォーマンスを披露。朝まで降り続いた雨も上がり、来場者の声援を受け、見応えある踊りを発表した。
1年生が元気いっぱいの「南中ソーラン」で盛り上げ、2年生と3年生はこれまで培った経験や結束力を糧に隊形や動きを切り替えながら躍動感や華やかさを表現して見る人を魅了。全校生徒のよさこいで締めくくった。
学年パフォーマンスリーダーを担った3年生の伊藤羽沙(はずな)さんは「みんなで最後までやり遂げることができて最高だった。見栄えを良くするため、いくつもの小道具を取り入れた。太鼓以外は手作り。難しい波の表現に挑戦し、息を合わせて頑張った」と忘れられない思い出になったようだ。

パフォーマンス

生徒や来場者


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