下川中2年生 進路の参考に職場体験 コンビニや特養など8事業所

【下川】

セイコーマートで職場体験する蓑島さん

 下川中学校(越湖憲治校長)の2年生(12人)は、8日、町内の各事業所を訪れ職場体験実習を行った。
 この日訪れたのは、認定こども園「こどものもり」、戸田建設、株式会社谷組、特別養護老人ホームあけぼの園、観光協会、しもかわ財団、町立病院、セイコーマート、森のようちえんカカラの8事業所。
 このうち、セイコーマート下川店(渡辺亜弥店長)では、蓑島樹一郎さんが職場体験。商品の品出し、在庫整理、販促物展開、店内清掃などの業務を体験。
 蓑島さんは、「高校生になったらコンビニでバイトしようと思っているので、コンビニを選びました。品出しでは、古い物を前に出し、奥から入れるので、思ったより難しかった」と述べた。
 店長の渡辺さんは、「重い物も運んでくれ、声もしっかり出ており、頑張ってくれている」と話し、「過去に、中学生を受け入れ、高校生になってからバイトしてくれた子がいる。そうなったらうれしい」と笑顔で語った。
 また、あけぼの園では、工藤昇馬さんが職場体験した。午後2時からデイサービスセンターで開かれた利用者と、下川商業高校3年生との交流会に参加。工藤さんは「利用者と話すことが好きで選びました。思っていた以上に、いろいろな職種の方が働いており、利用者の方も自由に動いていた印象がありました」と語った。
 なお、職場体験実習の発表会は、下川商業高校を会場に、11月12日に開催する予定でいる。

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