下川中2年 畠山さん旭川地方の奨励賞 佐藤さん、小西さん、清水さん名寄地区で入賞 中学生人権作文コンテスト表彰

【下川】

表彰を受けて笑顔の生徒たち

第43回全国中学生人権作文コンテストが行われ、下川中学校(越湖憲治校長)2年の畠山果愛奈(かえな)さんが、旭川地方大会の奨励賞を、同じく2年の佐藤大翔(ひろと)さん、小西琉揶(りゅうや)さん、清水陽(はる)さんの3人が、名寄地区大会で入賞した。
法務省と人権擁護委員会では、毎年、中学生の人権作文を募集しており、旭川地方法務局名寄支局管内では、9校から143編の応募があった。
木島洋史同局名寄支局長が、12日午後4時40分に同校を訪れ、4人に賞状を手渡した。
木島支局長は、「受賞おめでとうございます。作文を通して、人権について考えたり、思ったりしたことを、今後も続けてください。そうすることで、いじめがなくなります」などと挨拶。
同校では、国語の課題研究として2年生全員で取り組み、21人が応募した。
旭川地方大会の奨励賞を受賞した畠山さんの作品は「障がいといじめ」。畠山さんは「講演会を通して聞いたことなどをまとめました。母が保育士をしており、障がいといじめは身近なテーマで、知ることができ、良い機会になりました」。
佐藤さんの作品は「おまじないの言葉」。佐藤さんは「『あいさつ』は、誰にでも平等で力がある。世界中に挨拶の大切さを伝え、知ってほしい」。
小西さんの作品は「世界平和のために」。小西さんは「日本では身近に感じないが、世界では戦争が起きている。戦争や平和について、あらためて考えるきっかけになった」。
清水さんの作品は「人種差別について」。清水さんは「黒人の人種差別について調べた。日本にはなじみがないことであるが、知ることができ、いい機会になった」と、それぞれ語った。
越湖校長は、「課題研究に全員で取り組んだ結果です。大変うれしい」と笑顔で語っていた。 

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