下川商業高校 地域へ感謝を込めて バス待合所、施設などで清掃ボラ

【下川】

下川商業高校(濱下昌也校長)の全校生徒88人による清掃活動が、24日午前中に町内各地で行われ、生徒たちが日頃利用しているバス停や歩道などをきれいにした。
同校では、生徒にボランティア精神を学んでもらおうと、毎年冬場は除雪ボランティアに取り組んでいるが、夏もできるボランティアを―と2017年ごろから、地域への感謝を込め、学校祭終了後の休み明けに、町内の清掃活動を展開している。
清掃活動は学年ごとに受け持ちを分担して行われ、1、2年生は街中の歩道やバス待合所などを担当。歩道にポイ捨てされているごみを拾い集めた他、待合所では、持参した雑巾やワイパーで窓や施設内をきれいに清掃した。
一方、3年生は、老人ホームあけぼの園を訪問。ほこりでくすんだ窓をきれいに清掃した後、施設利用者と交流。かき氷を作って一緒に味わった他、会話を弾ませたりしながら楽しい時間を過ごしていた。