下川商業高校 試食、試飲交えてPR 21日 下川と名寄で販売実習会 特産品やオリジナル商品など並ぶ

【下川・名寄】

下川、名寄で開く販売実習会のPRチラシ

下川商業高校(濱下昌也校長)3年生による「第36回販売実習会」は、21日午前11時からは下川(旧寿フードセンター)と名寄(西條名寄店)で、28日には丸井今井札幌本店特設会場で開かれる計画で、同校では多くの来場を呼びかけている。
販売実習は同校商業教育の総まとめとして、3年生(28人)を対象に実施。今年も1月から準備を始め、「総務部」「会計課」「特産品部」「まごころ商品部」の各部を設けて販売戦略を練ったり、商品の仕入れや接客練習、POP(店頭などに掲示する商品広告)制作などに取り組んできた。
今年の販売実習会は、今月21日に町内の旧寿フードセンター(午前11時~午後2時)、名寄の西條名寄店(同)。同28日は丸井今井札幌本店特設会場(午前10時半~午後3時)で開かれる計画。なお、札幌での実習会は、町障害者支援施設「山びこ学園」の利用者と共に販売活動を行う計画。
下川、名寄での販売実習会では、「たばた製麺」協力による、同高オリジナルの「しいたけうどん」。矢内菓子舗の協力で開発した、パンの中にプレザーブ(形が残った果実や果肉が入っているジャム)したリンゴとキャラメル風味の生クリームが入った「キャラップル」。この他、下川町産のトマトジュース、六〇酵素卵(あべ養鶏場)、焼き菓子・パン(矢内菓子舗)、下川町産の手延べうどん・そうめんなど、特産品を販売する計画。
会場では、試食や試飲を交えながら下川の特産品をPRする予定で、多くの来場を呼びかけている。