出演者、来場者一体で楽しむ 名寄高校吹奏楽部の定期演奏会

【名寄】

 名寄高校吹奏楽部(齋藤優部長、部員44人)の第34回定期演奏会が、22日午後2時からエンレイホールで開かれ、満席となったホールに名高サウンドを響かせ、来場者を楽しませた。
 名寄地区吹奏楽連盟の後援。3月恒例の演奏会で、地域住民への感謝の気持ちと楽しんでもらう機会としており、毎年部員たちが趣向を凝らしたプログラムを企画。
 今年のテーマは「巡~めぐり~」。齋藤部長は「本年度はコンクールや地域イベントに加え、福井県立武生工高校吹奏楽部、私たちの先輩である元晴さんとの共演など、時と場所を越えた貴重な経験を通じて、一歩ずつ精進してまいりました。皆さんに『巡』り逢えた喜びを胸に、心を込めて演奏します」と思いを込めた。
 プログラムは3部構成。第1部クラシカルステージは、1、2年生メンバーによる「QUARTETS(カルテッツ)」で開幕。重厚な和声と静かな流れが印象的な「CANTERBURY CHORALE(カンタベリー・コラール)」、トルコ行進曲を主体としたメロディーに、邪魔な物が混ざってくるような旋律やミステリアスで意外性のある展開が特徴的な「トルキッチュ行進曲」など、迫力の演奏を次々と披露。
 第2部はオリジナル演劇ステージ。「軌跡―名高吹部誕生秘話―」と題し、部員の朝倉遊正さんが脚本を担当。1991年の名高吹奏楽部誕生までの軌跡を、部員たちが、吹奏楽部立ち上げの中心となったサックスプレーヤーの元晴さんや生徒、教職員に扮(ふん)し、創部にかける生徒の思いや行動を熱演。
 クライマックスで、同年に開催された吹奏楽コンクール全道大会で金賞に輝いた自由曲「ベニスの夜」を演奏し、来場者から感動を呼んだ。
 第3部はポップスステージ。名高吹部のOB・OGも加わり、「CELEBRATION」「The Bird」「Mrs.GREEN APPLEメドレー」や、名高吹部の部員が作詞・作曲した合唱「この空の下」、昭和の歌姫・美空ひばりの名曲「川の流れのように」、福井県立武生商工高校吹奏楽部のオリジナル曲「Luv,Peace Under The Groove」などの曲で盛り上がり、出演者と来場者が一体となって楽しんだ。

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