【名寄】
名寄南小学校(井上隆一校長、児童435人)の芸術鑑賞が、21日午前に行われ、同校の全校児童に加え、中名寄小学校(稲本雄一校長、児童13人)の全校児童も一緒に楽しんだ。
南小では毎年、情操教育の一環として、音楽と演劇の芸術鑑賞を交互に実施している。
また、中名寄小とは年間を通して授業交流を実施しており、今回の芸術鑑賞が4回目となる。
本年度は、「劇団風の子北海道」から団員2人を招いての芸術鑑賞。
劇団風の子北海道は、札幌市を拠点に道内外で幼児や児童を対象とした演劇を中心に活動しており、南小には2022年以来3年ぶりの訪問となった。
当日は、1・3・5年生が1部、2・4・6年生と中名寄小の全校児童が2部というように、2部に分けて芸術に触れた。
劇団員の2人は「山を越え 川を越え きたかぜのおくりもの」を上演。山を越え、川を超えてやって来た風の子の2人が、新聞紙やビニール袋を使って元気いっぱいに遊ぶ姿に、児童たちは「わー!」「おー!」などと歓声を上げながら見入り、物語へと引き込まれた。
後半の「きたかぜのおくりもの」では、主人公の同じ名前の兄弟が“魔法のテーブルかけ”をもらい、ごちそうを食べ、ヤギと一緒に幸せになっていく姿を上演した。
上演後は、劇団員と一緒に新聞遊び行った。学年ごとに新聞紙をたたく音を変え、丸めて大きなビニール袋めがけて投げたりしながら、盛り上がっていた。
最後に、6年生代表の越智煌叶(きらと)君が「みんなで簡単に遊べることを教えてもらいました。劇も面白かったです」と礼を述べた。


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