第43回北部北海道歌留多連合会子どもかるた大会(同連合会主催)が20日、名寄市民文化センターで開催され、稚内市から中学生の部で出場した富岡の隼、小学生の部のむつみおひさまが共に優勝を飾った。選手達は優勝旗やトロフィーなどを手に笑顔を見せ、今年度最後の大会を締めくくった。
新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催。稚内や幌延、羽幌、名寄、士別の各支部からチームを推薦。中学生6チーム、小学生10チームが出場した。
富岡の隼は、田口秋沙さん(潮見が丘中卒業)、中山ひまりさん(同)、成田咲希さん(同2年)が出場。リーグ戦で北流の夢翼(幌延)、士別桜にそれぞれ勝ち、決勝で北龍の金蓮花(羽幌)に勝利した。
むつみおひさまは、酒井南里さん(港小卒業)、髙野彩羽さん(同)、髙野莉心さん(同4年)、中村真保さん(同3年)が出場。トーナメントで士別梅、北流の花翼(幌延)、風連銀嶺の風、決勝で士別竹に勝利。稚内のチームは全試合で圧勝する強さを見せた。
田口さんは「このメンバーで出来る最後の試合で、力を出し切れた」。髙野彩羽さんは「今までの悔しい思いをばねにして練習し、優勝出来て嬉しい」と喜んだ。
また、中学生の部で北流の夢翼(幌延)、小学生の部で富岡の鷹が共に3位に入った。
(千葉大輝)
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