協力隊員として新規就農目指す 下川農業研修道場入所式 神山さん、兼谷さん夫妻に委嘱状 町長、受入農家が見守る中で決意

【下川】

 町の農業研修道場入所式が、3日午後2時から町役場中会議室で行われた。
 田村泰司町長、北はるか農業協同組合、下川町新規就農者受入対策部会、上川農業改良普及センターなどの関係機関と、受入農家、新規就農予定者(2組)など約20人が出席した。
 冒頭、地域おこし協力隊員として新規就農予定の神山学さん・由衣さん夫妻、兼谷颯斗(はやと)さん・歩美さん夫妻に田村町長から委嘱状が交付された。
 田村町長は「新たに2組の方を迎えることができ、うれしく思います。2年間、農業の基礎を学んでください。下川町は、フルーツトマト、スマート農業などに力を入れています。新たな新規就農者となることを期待します」と挨拶。
 佐藤導謙町新規就農者受入対策協議会長も「数あるマチの中で下川町を選んでくれ、大変うれしく思います。農業は自分一人ではできません。自然に任せる部分もあります。仲間を大切にし、仲間と一緒に下川をつくっていってほしい」と激励した。
 神山学さん(48)は、札幌市出身で北海道電力に勤務していた。妻の由衣さん(41)は釧路市出身で、生後2カ月の男児と共に、学さんと同様、協力隊員として新規就農でフルーツトマトの栽培を目指す。
 下川には昨年2回、新規就農体験で訪れている。移住者も多く、受け入れ態勢も整っているので決断した。神山さん夫妻は、1年目は藤原大樹さんの農家で受け入れてもらう予定。学さんは「健康に留意し、たくさんの知識を学びたい」。歩美さんは「7月まで育休を取り、8月から復帰します。おいしいフルーツトマトを作りたい」と意欲を語る。
 兼谷颯斗さん(28)は、茨城県の出身で帯広畜産大学を卒業後、小樽市のワイナリーでブドウの栽培などを研究していた。妻の歩美さん(28)は、千葉県の出身で、帯広畜産大学を卒業後、札幌市で会社員をしていた。
 下川を選んだのは、移住者も多く、バックアップの態勢がしっかりしていることが決め手となった。兼谷さん夫妻は、1年目は三島卓さんの農家で受け入れてもらう予定。フルーツトマトから始め、将来はアスパラの作付も目指している。颯斗さんは「1年目から毎月の作業に全力で取り組み、30年、40年と続くような農家になりたい」。歩美さんは「協力隊員としての農業はもちろん、下川に長く暮らしたいのでよろしくお願いします」と、意欲を語った。

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