吉田君(東小6年)、魚津君(士中1年)が優勝 本社小中学生将棋大会 盤上で13人熱戦繰り広げる

【名寄】

 名寄新聞社(村上淳哉代表取締役)主催の第2回小中学生将棋大会が5日、「よろーな」で開かれ、熱戦を展開した。
 日本将棋連盟名寄支部(吉川明男支部長)共催、名寄市教育委員会後援で開催。名寄市、士別市、和寒町の小学2年生から中学3年生まで13人(小学生の部8人、中学生の部5人)が出場した。
 開会式では、村上代表取締役と吉川支部長が「今日一日、最後まで楽しみながら頑張ってください」などと挨拶。
 抽選を行い、一人4回戦のリーグ戦を実施。小学生の部は、上位4人が準決勝に、中学生の部は上位2人が決勝戦に進出。
 児童将棋大会や、名寄と士別で開催している「子ども将棋教室」に参加していて互いに顔見知りの出場者も多く、和やかな雰囲気の中で大会が行われた。
 リーグ戦の結果、小学生の部は、吉田一経君(名寄東小6年)が全勝で1位通過。今野柊呂君(和寒小3年)が2位、今野知夏さん(同6年)が3位、眞木悠吏君(士別小5年)が4位で、それぞれ準決勝に歩みを進めた。
 準決勝は、今野柊呂君と知夏さんのきょうだい対決もあり、姉の知夏さんが決勝に進出。もう一局の準決勝は吉田君が眞木君に勝利した。
 決勝は、吉田君が今野知夏さんに勝利。リーグ戦から6連勝して見事に優勝した。
 一方、中学生の部は、リーグ戦全勝の魚津聡一郎君(士別中1年)と、3勝1敗の大友瞬君(士別南中3年)が決勝戦を行い、魚津君が勝利。魚津君は、昨年、小学生の部で優勝しており、中学生の部でも見事に優勝した。
 表彰式では、それぞれ笑顔を見せ、喜びを語っていた。
 成績は次の通り。
 ▽小学生の部①吉田一経(名寄東小)②今野知夏(和寒小)③今野柊呂(同)④眞木悠吏(士別小)⑤丸山芙実(名寄南小)
 ▽中学生の部①魚津聡一郎(士別中)②大友瞬(士別南中)③川原将煌(名寄東中)