【名寄】
「名寄市立大学×風連中学校×cafe Hanamori 名寄めいくあっぷプロジェクト」(代表・福士一恵名寄市立大学栄養学科准教授)の記者会見が、7日午後5時から名寄市立大学図書館で開かれ、学生らが考案したメニューを披露した。
同大学の堀川真コミュニティケア教育研究センター長が「大学が地域と関わっているプロジェクトの一つです。地域を見つめ直す機会としていきたい」と挨拶した。
福士代表が、大学と中学校、飲食店などが連携して、地産地消の推進を図る―など、プロジェクトの目的、概要を説明。
同大学栄養学科の学生は、地域農産物を使ったレシピを考案。cafe Hanamoriは、試作に使うもち米、トウモロコシの提供と、考案レシピの商品化及び販売。風連中学校は、イラストレーターのかわいえみさんの協力を得て、PR用のポスターを制作した。
出席した栄養学科の学生が順に考案レシピを発表。
「ブルーベリーベーグルサンド」は、西村優さん(2年)、尾籐椛さん(同)、福井萌美さん(同)、藤井咲希さん(同)、帆苅涼さん(同)が考案。西村さんが「具材も含めて、試行錯誤しました。クリームチーズが一緒に入っているので、おいしく食べてほしい」と発表。
「おもちーずインハンバーグ」は、松原由佳さん(3年)が考案して発表。「お餅が大好きなので、お餅を使って何ができるかを考えました。とてもボリューミーで、子どもから大人まで楽しんでもらえる。地域の人と一緒に取り組み、貴重な経験ができた」。
「ライスボール」は水口歩美さん(2年)が考案、一之瀬友結さん(同)が発表。「冷製コーンスープ」は水口さんが考案して発表。「白いとうきびプリン」は松本琉花さん(同)が考案、山本想代さん(同)が発表。「とうきびアイス」は松本琉花さんが考案して発表した。
商品化して販売するcafe Hanamoriの駒田美結さんは、「8月13日から23日までの期間限定メニューとして提供します」と話し、「どのレシピも、もち米やスイートコーンなど地元農産物を使用しています。店内での販売(食事)はもちろん、テイクアウトも可能です」などと語る。
ポスターの制作を担当した風連中の石川究教諭は「大学生とのコラボは初めてで、ドキドキ感もありました。ポスターを事業所などに貼らせていただき、すてきなメニューを多くの人に食べていただきたい」。
また、かわいえみさんは「デザインのポイントとして、暑い夏でも、さわやかな色彩を取り入れ、星など名寄のイメージを入れるよう心がけました。風連中の生徒が描いた料理のイメージをできるだけ反映させました」と笑顔で語った。
福士代表は、「冬にけ、年度内に第2弾を発表したい」と意欲を語った。

学生と関係者



ポスターやカード
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