名寄 演技や講演など楽しむ 剣淵のチアクラブ招いて 東小コミセン文化祭にぎわう

【名寄】

名寄東小学校コミュニティセンター(渡辺洋運営委員長)の第34回文化祭が、17日午前10時から同校体育館で開かれた。
東小コミセン運営委員会(渡辺洋運営委員長)、同校(八柳学校長)、同校PTA(五十嵐保会長)の主催。
文化祭は、地域に根差して活躍する文化人の作品や講演、文化活動などに触れ、地域の明るく文化的なまちづくりを目指すことを目的に「命響き合う 地域の絆」をテーマに1990年から毎年開催している。
今年も多くの地域住民が来場。渡辺委員長が「地域で活躍する文化、芸能に触れる機会であり、短い時間だが楽しんでほしい」。八柳校長が「地域主体の文化活動を通して絆を強めてほしい」。来賓の加藤剛士市長が、日頃の地域活動に敬意を表すとともに、「これからも素晴らしい活動を続けてほしい。また、今日は思い出に残る日にしてほしい」と挨拶した。
15点の応募作品の中から選ばれた第18回ラベンダーフォトコンテストの表彰式が行われ、渡辺委員長から入賞者に表彰状などが贈られた。
続いて、上川北部の小中学生が所属し、全道、全国の各種大会で活躍する「絵本の里けんぶちジュニアチアリーディングクラブ」の子どもたち(小学生16人、中学生11人)が、小学3年生以下、同4年生から6年生、中学生の3グループに分かれて演技を披露。ポンポンを手にかわいらしく表現した踊りや、切れのある動きの激しい踊り、アクロバティックに組み体操など素晴らしい演技を見せ、会場を大いに盛り上げていた。
演技終了後、同クラブの子どもたちが、会場に集まった子どもたちに簡単な組み体操を体験させ、チアリーディングの魅力の一端を紹介した。
指導者の柏倉早智子さんが「元気、勇気、笑顔のスポーツ!チアリーディングの魅力について」をテーマに講演。観戦を楽しむためのポイントなどを来場者に伝えた。
最後にコミカレ生や来場者全員で「ラベンダーの歌」を合唱し、文化祭を締めくくった。
また、校舎内にはコミカレ生のパッチワークや陶芸、水彩画、ステンドグラスなどの作品も展示され、来場者は足を止めてじっくりと文化に触れる姿も見られた。
ラベンダーフォトコンテストの入賞者は次の通り。
▽最優秀賞=小坂進「コタローと散歩」▽優秀賞=石原涼子「元気によさこい」、丹羽忠雄「夏の風物詩」▽入選=小林昌史「カバンを忘れました…」、上野さおり「ラベンダー祭り」、大河原徹「花と蝶」

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