【名寄】
名寄サッカークラブジュニアユース(鈴木祐司監督、選手21人)が、15日に札幌市で開催された「2024コンサドーレ・エスポラーダカップ全道市町村サッカー・フットサル大会」のU―15の部(中学生)で約10年ぶりの優勝を飾った。選手たちは、24日午後5時15分に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長によろこびを報告した。
同大会は、道内サッカー愛好者の底辺拡大などを目的に毎年開催しているもの。今年のU―15の部には全道各地から22チームが出場。4、5チームずつの5グループの予選リーグを行い、各リーグの1位が決勝トーナメントで優勝を争った。
同クラブでは毎年、2、3年生を対象に参加。今回は3年生7人で編成したAチームと2年生6人のBチームで出場した。
Aチームは5チームグループの予選リーグとなり、札幌や岩見沢などの4チームと対戦。3勝1分けの負けなしで1位通過した。
決勝トーナメントはシードだったため、準決勝から登場。対戦チームは、Bチームが予選リーグで負けた新得中学校サッカー部。4対2で勝ち、Bチームの敵を討った。
決勝戦の相手は、2月に室蘭市で開催された全道大会(U―14)の予選グループで負けた苫小牧ELSOLE―FC・U―15。試合では、名寄の湯川和志君が(名寄中)2ゴール、黒澤倖琉君(同)が1ゴールを決め、結果、3対2で競り勝ち、全道大会のリベンジを果たして優勝した。
報告で鈴木監督は「選手たちは素晴らしいプレーを見せていた。今回の優勝は中学校生活の良い思い出になったと思う」。選手たちは「優勝という目標が達成できてうれしい」と喜びを伝え、「高校でもサッカーを続けて頑張りたい」などと今後の抱負も語っていた。
加藤市長は「優勝おめでとう」と祝福し、「積み重ねてきた練習の努力が実った結果だと思う。この優勝は名寄市の大きなPRにもなり、非常にありがたい。皆さんの活動は家族などの支えによるもので、感謝の気持ちを忘れず、サッカーを通して得た仲間とのつながりを大切にこれからも頑張ってほしい」などと伝えた。
優勝メンバーは次の通り。
中山敬鷹(名寄中)、久保歩蘭(同)、黒澤倖琉(同)、湯川颯太(同)、湯川和志(同)、泉涼太(名寄東中)、矢柳翔琉(同)
名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com