【名寄】
名寄サッカークラブジュニアユース(鈴木祐司監督、選手22人)は、14日にスポーツセンターで開催された全道フットサル選手権(14歳以下)の道北地区予選を突破し、2年連続で全道大会の出場権を獲得した。
同地区(和寒以北中川)は現在、少子化などに伴ってチーム数が減少しており、中学校単位のチームはなく、名寄ジュニアユースとサフォークランド士別サッカークラブの二つのクラブチームしかないため、予選は一騎打ちで全道出場権を争った。
試合は名寄が押し気味の展開となり、前半は名寄の黒澤倖琉君(名寄中2年)が左足を振りぬいてシュートを決めて先制。
追加点を奪ったのはゴールキーパーの矢柳翔琉君(名寄東中2年)。タイミングよく飛び出して相手のパスをインターセプトし、そのままドリブルで持ち出して力強いミドルシュートをゴールに突き刺した。
2対0で折り返した後半も名寄が多くのチャンスをつくる展開となり、柳瀬大和君(名寄中1年)が3点目、泉涼太君(名寄東中2年)が4点目を奪って試合を決定づけた。
試合終盤に士別に1失点したものの、最後まで試合を優勢に進めた名寄が4対1で勝ち、見事、2年連続で全道大会出場(2月24、25日に室蘭市で開催)を決めた。
キャプテンの泉君は「予選で結果を出せたのはうれしい」と喜ぶ一方で、「全道大会までしっかりと練習してプレーの精度を高め、予選リーグを突破できるように頑張りたい」と話していた。
予選の出場メンバーは次の通り。
▽2年=中山敬鷹(名寄中)、久保歩蘭(同)、黒澤倖琉(同)、湯川颯太(同)、湯川和志(同)、泉涼太(名寄東中)、東藤大河(同)、矢柳翔琉(同)
▽1年生=小形瞭羽(名寄中)、千葉悠輝(同)、井出悠我(同)、柳瀬大和(同)、三浦塁(名寄東中)、直島蓮斗(同)