名寄ベースボールクラブ、瀬戸内少年軟式野球広島大会へ出場 全力プレーで全国に挑む、広く支援に協力呼びかける

【名寄】

中学軟式野球クラブチームの名寄ベースボールクラブ「NABBC(ナビック)」(中村耕司代表)は、8月24、25の両日、広島県福山市などで開催される全国大会「第35回瀬戸内少年軟式野球広島県交流大会」に出場する。
ナビックは、名寄市内や近郊の中学生を対象に、地域の野球力のレベルアップを担う選手育成が目的で、2019年4月に発足。上川北部地域人材開発センターのグラウンド、室内練習場を拠点に活動。練習環境の整備など、地元企業に支えられながら活動を展開。
今年5月に沼田町などで開催された「全日本少年野球クラブチーム選抜大会(びわこカップ北海道予選)」に出場。3位決定戦で宗谷チームと対戦し、8‐3で破り、広島県交流大会出場の切符を手にした。
同選抜大会では、昨年、一昨年と2年連続で宗谷チームに敗退し、全国出場を逃していたが、3年目にしてリベンジを果たした。
同クラブには、名寄、下川、美深の選手27人が所属。各中学校野球部の練習終了後、平日は火曜・木曜(午後7時から)と土曜・日曜に練習している。
瀬戸内大会には全国各地から32チームが出場予定。初日の8チームによるトーナメント戦を経て、2日目はクラス別(予選1位同士、2位同士、3位同士、4位同士)で対戦し優勝、準優勝などを決定する。同クラブはメンバー全員で広島を訪れる予定。
主将の中瀬遥駿君(美深中3年)、副主将の山本龍聖君(名寄中3年)は、共に投手を務める。中瀬君は「できる限り多くの試合に出ること。一つ一つのプレーを大切に、全力で臨みたい」。山本君は「いろいろな打者と対戦し、全力で投げて打ち取りたい」と抱負。
坂東監督は「打線をつないで得点し、投手の中瀬、山本を中心に継投で勝というのがチームの戦い方。多くの方々のご支援にふさわしい戦いをしてきたい」と語る。
全国大会出場に当たっては、多額の遠征費用が必要となることから、同クラブでは「未来ある野球少年たちの全国大会出場を支えてください」と、広く支援を呼びかけている。
支援金額は1口千円からで、銀行振り込み(道北なよろ農協名寄支所・普0039105、ナヨロベースボールクラブ)、現金による方法(クラブ関係者への手渡しもしくは事務局〈746base@gmail.com〉へ)。募集期間は8月21日までとなっている。
ナビックのメンバーは次の通り。
中瀬遥駿(美深中3年・主将)、山本龍聖(名寄中3年・副主将)、澤谷悠翔(下川中3年)、竹内奨(名寄中2年)、小原優都(風連中2年)、金子虎煌(名寄中2年)、久保海斗(風連中3年)、吉田航生(美深中2年)、萬城目健太(名寄中2年)、伊藤颯亮(名寄東中2年)、今井涼雅(風連中2年)、星虎汰郎(名寄中2年)、三木大和(美深中2年)、篠原柊翔(名寄中2年)、大内晴生(美深中2年)、足立大夢(名寄中1年)、金子辰煌(名寄中1年)、木村星翔(同1年)、黒川景太(同1年)、田渕陽翔(同1年)、中田皓大(美深中1年)、橋本和昊(名寄東中1年)、東田虎大(智恵文中2年)、福田悠成(名寄中1年)、三木和馬(美深中1年)、山口桃季(風連中3年)、夏井輝光(智恵文中2年)