【名寄】
名寄南小学校(井上隆一校長、児童435人)6年生(71人)による調理実習が22日、同校で行われ、児童が考案したレシピを基に、智恵文産のジャガイモを使った料理を作った。
今回の調理実習は、総合的な学習「盛り上げよう!名寄の食文化」の一環。6年生は「名寄市の食文化とその普及に携わる人々の取組や思い」をテーマに、地域活性化に“食”を通して取り組んでいる料理研究家でGRACE CUISINE(グレイスキュイジーヌ)代表の石田雅子さんや、ベーカリーいしだオーナーの石田誠次さん、智恵文地区で農業を営む遠藤貴広さんらを講師に、名寄の食材や食文化の魅力などに学びを深めてきた。
その中で、智恵文産のジャガイモにスポットを当てて授業が進行。ジャガイモ「きたあかり」のおいしさを伝える料理作りに挑戦することとなり、「きたあかり」の火が通りやすい、ホクホクとした食感などの特徴や、どんな人に作ってもらいたいのか―などを踏まえ、レシピを完成させた。
この日は石田雅子さんを講師に招き、午前に1組34人、午後に2組37人が各班で考案したレシピの調理に挑戦。ジャガイモをはじめ、ニンジン、タマネギなどの野菜を切ったり、スープのだしを取ったりと、各班のメンバーが役割分担して調理作業は進行。
作業中、石田さんは各班を巡回し、ジャガイモの火の通り具合を確かめたり、包丁の安全な使い方や切り方をアドバイスする様子が見られるなど、児童たちは「ジャガイモギョーザ」「やきジャガおにぎり」「じゃがにー」など、個性豊かな料理を完成させた。
同校では今後、児童たちが考案したジャガイモ料理のレシピ集を、市内店舗に置き、広く周知することにしている。
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