【名寄】
 名寄小学校(髙橋憲嗣校長)5年生30人は10月30日、同校体育館でパラスポーツを体験。視覚障がい者の競技「ゴールボール」に取り組みながら当事者への理解を深めた。
 5年生は、総合的な学習授業の一環で障がいについて学習。「共生」をテーマに、車椅子ユーザーや視覚障がい、聴覚障がいの当事者を講師に招いた授業などを行っている。
 今回は福祉出前授業として、名寄市社会福祉協議会(中島道昭会長)の協力を得て、パラスポーツを体験。パラリンピックの視覚障がい者対象の競技「ゴールボール」に取り組んだ。
 後日、当事者を招いての交流会も予定していることから、パラスポーツ体験を通して当事者への理解を深める機会とした。
 「ゴールボール」は、3人1チームでプレーし、内部に鈴の入ったボールを使用。鈴の音を頼りに、攻撃側はボールを転がす一方、守備側はボールを受け止める競技。
 児童たちは、アイマスクをして競技を体験。最初はボールを転がす方向が定まらなかったり、ボールを受け止めようとしても素通りすることもあったが、次第にコツをつかみ、鈴の音をしっかりと聞いてボールを手や腕、脚で受け止めたり、的確にボールを転がしたりするなど、競技の奥深さも感じていた。


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